黒マスクのイケメン大工さん2021.03.23

豊明の改修工事。

床、壁、天井をはがして、内部をスケルトンの状態に。

 

 

はがした壁の中から土壁がでてきました。

土壁は調湿作用や断熱性があるのでそのまま活かすことに。

土壁は手間や時間がかかるため、今や古い建物でしか見ないです。

傷んだ構造を取り換えたり、補強をします。

赤い線はレーザーで、建物の水平を確認しています。

こちらは水道屋さん。

 

設備は古い配管はつかわずに新しい配管を入れなおします。

改修時に設備が新しくなると安心感ありますね。

 

ある程度設備の逃げができたら、床組の下地をつくっていきます。

 

防蟻処理をして白アリ対策。

メインの構造には蟻にも強い桧材を使っています。

防蟻処理剤の緑色が気持ち悪い。

きっと蟻も気持ち悪いことでしょう。

根太の間に断熱材を入れて合板を敷きます。

なんだかイケメンの若い大工さんがいるなぁと思ったら、お願いした大工さんの息子さんでした!!

大工の道に進むということで、アルバイトで手伝ってくれているそうです。

大工見習中。

職人さんが少なくなっている中で、

親子で技術が継承されていくと思うと、とても嬉しいことですね。

ブラックコーヒーよりお茶派。

ハッピーターンが好きみたいです(笑)

電気の配線。

 

 

キッチンの配管など、正確に位置をだして立ち上げます。

 

こちらはサッシ屋さん。

古いアルミサッシの枠は取り変えず、サッシのガラスをペアガラスに入れ替えています。

外壁をはがさずにシングルガラスをペアガラスに変えられるので

費用を抑えつつ、大幅な断熱性能UPが見込めます。

窓は一番熱が逃げていくところなので、

もともとのサッシの内側にもうひとつ枠ができてしまいますが、裏側やあまり見られない部分なら

とても効果的なのではないでしょうか。

現場に行くたびにちょっとづつ気づきがあり、ちゃくちゃくと安心して暮らしやすい家になっていっています。

職人さんには変更をお願いして申し訳ありませんが、

できるだけ作業をする前に気づけるように頑張ります!!

 

どんな空間になるか楽しみですね。

またご紹介していきます。