豊明の改修工事。
床、壁、天井をはがして、内部をスケルトンの状態に。

はがした壁の中から土壁がでてきました。
土壁は調湿作用や断熱性があるのでそのまま活かすことに。
土壁は手間や時間がかかるため、今や古い建物でしか見ないです。

傷んだ構造を取り換えたり、補強をします。
赤い線はレーザーで、建物の水平を確認しています。

こちらは水道屋さん。
設備は古い配管はつかわずに新しい配管を入れなおします。
改修時に設備が新しくなると安心感ありますね。

ある程度設備の逃げができたら、床組の下地をつくっていきます。

防蟻処理をして白アリ対策。
メインの構造には蟻にも強い桧材を使っています。
防蟻処理剤の緑色が気持ち悪い。
きっと蟻も気持ち悪いことでしょう。

根太の間に断熱材を入れて合板を敷きます。

なんだかイケメンの若い大工さんがいるなぁと思ったら、お願いした大工さんの息子さんでした!!
大工の道に進むということで、アルバイトで手伝ってくれているそうです。
大工見習中。
職人さんが少なくなっている中で、
親子で技術が継承されていくと思うと、とても嬉しいことですね。
ブラックコーヒーよりお茶派。
ハッピーターンが好きみたいです(笑)

電気の配線。

キッチンの配管など、正確に位置をだして立ち上げます。

こちらはサッシ屋さん。
古いアルミサッシの枠は取り変えず、サッシのガラスをペアガラスに入れ替えています。

外壁をはがさずにシングルガラスをペアガラスに変えられるので
費用を抑えつつ、大幅な断熱性能UPが見込めます。
窓は一番熱が逃げていくところなので、
もともとのサッシの内側にもうひとつ枠ができてしまいますが、裏側やあまり見られない部分なら
とても効果的なのではないでしょうか。
現場に行くたびにちょっとづつ気づきがあり、ちゃくちゃくと安心して暮らしやすい家になっていっています。
職人さんには変更をお願いして申し訳ありませんが、
できるだけ作業をする前に気づけるように頑張ります!!
どんな空間になるか楽しみですね。
またご紹介していきます。