直して暮らす2021.03.04

豊明市で住宅の改修工事始まりました。

古いおうちですが、傷んだ部分を新たに補強したり、設備を新しくしてより長く住み継げるように。

水回りの近くに1部屋つくり、キッチンの位置を家の中央に移動したり、表層を新しくするだけじゃなく、今までの暮らしをより快適に。

古いキッチンがなくなり、

お風呂がガンガン壊されていきます。

今ではリフォームする場合はほとんどがユニットバスになるそうですが、

もともと狭いお風呂場だったので、ユニットバスになると空間も狭くなるので、今回は造作でかっこいいお風呂にしようと思います。

トイレもスッキリ。

わ!

土台が土に埋まっていた上に、トイレで水気の多いところだったので、

土台から柱の根本まで腐っています。

白アリの跡。

土があると蟻も寄り付きやすいです。

改修工事は内側をはがして骨組みの状態にしてみないとわからないことだらけ。

今の新しい家はそーいった問題が色々と対策されているのがよくわかります。

傷んだ部分は取り換えたり、補強したり。

こうやって悪いところを直していけるところが木造のいいところですね。

防蟻処理もしっかりとやり直しです。

改修工事は新築よりも多くの経験と知恵が必要になります。

今回の工事は昔からお世話になってる近場の大工さんにお願いしていますが、昔の技術を知っている経験豊富な大工さんが減ってきているそうで、そのうち同じような改修工事もお願いする先が少なくなってきてしまうかもしれません。

工業化が進み誰にでも造りやすいような家が増えている反面、若くて技術のある職人さんが少なくなってきているのは心配です。

リフォーム工事は今までの暮らしの面影を残しつつ、

安心して、快適に生活できるように手直しをしていきます。