いい街どんな街?2020.03.01

住むならどんな街がいいだろうか。

働くならどんな街で働くのがいいだろうか。

多くの人が悩む問題です。

暇があるとグーグルマップやストリートビューなどで、いい街を考察している、

いい街研究家の僕です。

色んな場所を訪れると、

なんだかいいなと思う街。

ここにはちょっと住みたくないなと思う街があります。

いい街とはどんな街なのでしょうか。

先日、東京出張のついでに高円寺や中野を散策してきました。

東京は人口も多く、他の県とは全く違う街の構造をしていて、

駅から商店街が広がっていて、その先々に住む場所があるような街がたくさんあります。

道にはみ出した八百屋さん。

活気のある掛け声で呼びかけをしています。

右にも左にも、様々なお店を通って商店街を抜けていきます。

商店街には色んな誘惑がいっぱいです。

歩いていて楽しいです。

道路は歩行者専用だったり、車の乗り入れを時間で制限されていたり、

車はほとんど通りません。

駅の高架下には赤ちょうちんの飲み屋さん。

駅周辺はとっても賑やか。

駅のすぐ近くのメイン通路にはチェーン店が多くみられますが、

ちょっと脇道だったり、

駅から離れていくと、

だんだん個人店やディープなお店が増えていきます。

ここにも飲み屋さん

仕事帰りの誘惑は色んな所に。

テレビで話題のオシャレラーメン屋さんがあったり。

滝沢カレンがレポートしていたというオイスターラーメン。(めちゃ旨でした)

車の通る大通りを挟んで、また商店街が続いていたり。

大きな道を挟むとちょっとガヤガヤが落ち着いた雰囲気に。

落ち着いた商店街の中には住居も入り込み、

お店と住むところが混ざり合ったり。

高円寺や中野は歩いていてとても楽しい街でした。

「 街はお店 」 で特徴づけられてます。

長年の研究(妄想)の末、どのような街をいいと思うのか

一つの答えがでたような気がします。

それは

「人の大きさで街がつくられていること」

「活気があり人を誘うお店 (誘惑や刺激) があること」

「歩いて楽しい道があること」

この3点が いい街 にとって必要な要素なのではないでしょうか?

そして

「住むところは落ち着いていること」

これらのことが混ざり合うように共存して暮らせる街が

住みたい街だと感じています。(今現在の自分の気持ち)

(いい街の定義は人それぞれだし、生活スタイルによっても変わると思いますが)

特に「人の大きさで街がつくられていること」

というところがとても肝なのではないでしょうか。

愛知県はトヨタを中心とした街づくりをしているからか、

車を中心とした街づくりがされてきているように思います。

名古屋、栄の100メートル道路

車は危険なので、車が近い道は歩いていて安心感がありません。

広い道路の脇には巨大な建物が建てられるようになっています。

これは人の大きさではなく、車に合わせて街が作られているように思えます。

こちらは京都の先斗町

人の大きさの門構えで奥へと導かれます。

狭楽しい、人の大きさの小道の通り

さらに狭い抜け道があったり

イッツ ワンダフル プレイス !!

海外からも人気の場所です。

ここも歩いていてホントに楽しい場所でした。

京都は京都で日本らしい魅力の街ができています。

昔は車もなかったですし、人の大きさで、人に会わせて街ができていたのですが、

車社会になることで、街が大きく巨大になっていったのでしょう。

でも、絶対 人の大きさ でできた街が楽しいと思います。

今更 車社会から抜けることはなかなかできないですが、

部分的にでもいいですし、駅の周りだけでもいいかもしれませんが、

人の大きさで、歩いて楽しい通りがポツポツとできることで

街に特徴ができ、住みたいまちになっていくのではないでしょうか

と、いい街研究家の僕は思うのです。

 

でも一番大切なのは人で、

気の合う仲間が近くにいることが大事なんですけどね。