住むならどんな街がいいだろうか。
働くならどんな街で働くのがいいだろうか。
多くの人が悩む問題です。
暇があるとグーグルマップやストリートビューなどで、いい街を考察している、
いい街研究家の僕です。
色んな場所を訪れると、
なんだかいいなと思う街。
ここにはちょっと住みたくないなと思う街があります。
いい街とはどんな街なのでしょうか。
先日、東京出張のついでに高円寺や中野を散策してきました。
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東京は人口も多く、他の県とは全く違う街の構造をしていて、
駅から商店街が広がっていて、その先々に住む場所があるような街がたくさんあります。
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道にはみ出した八百屋さん。
活気のある掛け声で呼びかけをしています。
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右にも左にも、様々なお店を通って商店街を抜けていきます。
商店街には色んな誘惑がいっぱいです。
歩いていて楽しいです。
道路は歩行者専用だったり、車の乗り入れを時間で制限されていたり、
車はほとんど通りません。
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駅の高架下には赤ちょうちんの飲み屋さん。
駅周辺はとっても賑やか。
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駅のすぐ近くのメイン通路にはチェーン店が多くみられますが、
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ちょっと脇道だったり、
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駅から離れていくと、
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だんだん個人店やディープなお店が増えていきます。
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ここにも飲み屋さん
仕事帰りの誘惑は色んな所に。
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テレビで話題のオシャレラーメン屋さんがあったり。
滝沢カレンがレポートしていたというオイスターラーメン。(めちゃ旨でした)
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車の通る大通りを挟んで、また商店街が続いていたり。
大きな道を挟むとちょっとガヤガヤが落ち着いた雰囲気に。
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落ち着いた商店街の中には住居も入り込み、
お店と住むところが混ざり合ったり。
高円寺や中野は歩いていてとても楽しい街でした。
「 街はお店 」 で特徴づけられてます。
長年の研究(妄想)の末、どのような街をいいと思うのか
一つの答えがでたような気がします。
それは
「人の大きさで街がつくられていること」
「活気があり人を誘うお店 (誘惑や刺激) があること」
「歩いて楽しい道があること」
この3点が いい街 にとって必要な要素なのではないでしょうか?
そして
「住むところは落ち着いていること」
これらのことが混ざり合うように共存して暮らせる街が
住みたい街だと感じています。(今現在の自分の気持ち)
(いい街の定義は人それぞれだし、生活スタイルによっても変わると思いますが)
特に「人の大きさで街がつくられていること」
というところがとても肝なのではないでしょうか。
愛知県はトヨタを中心とした街づくりをしているからか、
車を中心とした街づくりがされてきているように思います。
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名古屋、栄の100メートル道路
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車は危険なので、車が近い道は歩いていて安心感がありません。
広い道路の脇には巨大な建物が建てられるようになっています。
これは人の大きさではなく、車に合わせて街が作られているように思えます。
こちらは京都の先斗町
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人の大きさの門構えで奥へと導かれます。
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狭楽しい、人の大きさの小道の通り
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さらに狭い抜け道があったり
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イッツ ワンダフル プレイス !!
海外からも人気の場所です。
ここも歩いていてホントに楽しい場所でした。
京都は京都で日本らしい魅力の街ができています。
昔は車もなかったですし、人の大きさで、人に会わせて街ができていたのですが、
車社会になることで、街が大きく巨大になっていったのでしょう。
でも、絶対 人の大きさ でできた街が楽しいと思います。
今更 車社会から抜けることはなかなかできないですが、
部分的にでもいいですし、駅の周りだけでもいいかもしれませんが、
人の大きさで、歩いて楽しい通りがポツポツとできることで
街に特徴ができ、住みたいまちになっていくのではないでしょうか
と、いい街研究家の僕は思うのです。
でも一番大切なのは人で、
気の合う仲間が近くにいることが大事なんですけどね。