きこり設計舎

家族の時間を大切に、シンプルに暮らす林さん一家。

敷地は美しい田園風景の横で1.4mの高低差のある変形敷地。
入口側の高さを抑えつつ、五角形の平面形状に、五角形の屋根。
木の外壁をまとうことで、楽しくも優しい印象の建物になりました。

地に足のついた暮しになるように、
段々につながるそれぞれの居場所をそれぞれのお庭と近づけました。

　どこにいても家族の気配を感じられるように、
大きな吹抜けとつながるそれぞれの空間。
朝日をつかまえつつ、大きな窓から田園風景や
空、植栽などの外とつながります。
「吹抜けによって大きな空間ができ、とても気持ちのよい空間ができたので、チェロを習うことにしました。」と嬉しい出来事も。

　冬には薪ストーブで火を焚いて、ストーブの周りにみんなが集まります。
ゆったりとした空気の流れるこの家には、これからも幸せな時間が沢山流れていってほしいです。